・DQ各地で行われたいたストSP出場予選では数多くのドラマがあった。

DQ8主人公(以下8)の決勝の相手はDQ5のフローラ。
エイトがいつものようにゼシカに思いを寄せて決勝へのテンションを上げていた。
8「それにしても、ゼシカはかわいいなあ〜 別ブロックのムーン王女やアリーナもそうだけど、 序盤から仲間になる女性キャラっていいよなあ^^ でも、いないとは思いますよ。いないとは思いますけど、 冒険の中盤から半ば強引に仲間になるような女なんて…」
そのときエイトの後ろからメラゾーマが飛んできた!
その弾速のあまりの早さに「エイト、後ろ後ろ!」と言えないほど。
フローラ「”行列の出来る法律相談所”の丸山弁護士かあなたは!
相手がDQ屈指のお嬢様フローラだと知っていながら!」
8「え、あなたお嬢様だったのですか? 存じませんでした、すいません。
DQのお嬢様って、てっきりみんなボン・キュ・ボーンだと思ってましたが…
次はイオナズンが飛んできた! フローラのテンションがみるみる上がっていく!
フローラ「キュ・ギュイーン・キュで悪うござんしたね! 今度私を悪く言ったら伝説の秘技を見せるわよ! いいこと、私が世界樹の雫なら、あなたは毒消し草よ!」
8「ってことは実際に毒に侵されたら、 あなたはその場しのぎ的な役にしかたてない存在で…」
フローラは山彦の帽子を装備した!
  そしてフローラはスーパーハイテンションになった!
イオナズーン! &山彦イオナズーン!
こうして消し炭寸前のエイトとフローラの予選決勝は始まった!
結果はフローラの勝利で見事フローラはいたストSPへの出場権を決めた。
そして、フローラは同じく本戦出場を決めた
DQ5主人公(以下5)に走り寄って泣きついた。
5「どうしたんだ、フローラ」
フローラ「くすん… あなた、あのバンダナが酷いこというの! お前の旦那はお前と結婚したんじゃなくてイオナズンと結婚したんだとか」
8「そんな90年代のゲーム雑誌投稿みたいなこと言わないよ!」
フローラ「それに援助はありがたいけど、宝箱が邪魔で通りづらいとか」
8「そんなにDQ5詳しくないよ、俺!」
5「そういう輩が本戦にもいっぱい出ると思うから、常にテンションは高くした方が いいよ」
フローラ「はい、わかりました。あなた。」
5「まあまあ…はやくうちへ帰ろう!」 フローラ「そうね。帰ったら、わたしにします? わたしにします? それともわ・た・し?」
8「普通”御飯にします?〜”とか言うだろ!」
5「うーん、どれにしようなかあ…」
8「っつーか、選択肢1つしかないだろ!」
その日のニュースより
A「一方そのころ他所でも予選が開かれた。
ヤンガスとハッサンは上手投げでヤンガスの決勝進出…」
B「競技変わってるぞ!」
A「あ、今入った情報によりますと、ランクDのクリフトが決勝進出という 大波乱が起こりました!
 相手はミーティアでクリフトが ”お前らだけうまくいってんじゃねえ!”と叫びながら決勝進出を決めました!
敗れたミーティアは傷心旅行に出かけ、 その隙にトロデーン城がモンスターの巣窟になってます!」
B「普通そっちがトップニュースだろ!」
A「なお、そのことをうけ、サザンビークでは近くの川にダイブする 若者が続出しております! そんなに嫌かミーティア」
B「阪神の優勝じゃないんだから!」
A「本戦出場を決めたクリフトは次のリュック戦に備え、 アルベド語をマスターしたようです。その1部をお聴き下さい」
クリフト「ザキザキザラキ、ザラキザキ(訳:みなさんこんにちは)
B「アルベド語関係ないだろ!」
A「そして、ゼシカも決勝進出を決め…」
こうしてDQ・FFの各地から予選通過者とギャラリーが集うことに。
ゼシカは傷の癒えた8主人公と共に本戦会場へ。
そこには同じく予選敗退したミーティア(以下姫)も来ていた。
旅先で拾った怪しい杖を持って…
姫「悲しいですわ… DQ屈指のナイスバディもFFでは標準レベルで…」
ゼシカ「気にしてること言うな!」
姫「おや、8さんもご一緒ですか… 羨ましい限りで…」
ゼシカ「で、なんでドルマゲスみたいなしゃべり方なわけ?」
姫「8さん、今ならよりを戻してあげてもよくってよ。」
8「今度はミレーユ?!」
姫「そうね…”ミーティアはDQで1番素敵な女性で、 FFと比べても1番…いや、エアリスさんやユウナさんには負けそうだし、 じゃあ3番目ぐらい… いや、リュックさんやアリーナさんとかも侮れないから… 7番目ぐらいに素敵だと言えばいいわ」
8「トーンダウンしてんじゃねえか! そんなん言えないよ!」
姫「じゃあ、しょうがないわね…」
姫は杖をかざした! なんと、エイトはサイコロに姿を変えられた!
ゼシカ「キャー! 普通トーポとかにみたいにネズミとかにしませんか?!」
8「いや、それだとアスカ&コッパのパクリとか言われそうで…」
ゼシカ「作者の事情なんかより、どうやって元に戻れるの?」
姫「次の対決で勝てばいいのよ。ただし、相手はわらわがルーレットで決めますが」
8「わらわ…ってグレーテかよ!」
ゼシカ「そんなのイカサマにきまってるじゃない!」
姫「大丈夫、それだけはないから。ではまず一人目!」
万人が見守る中、最初に決定したゼシカの対戦相手は…
ヤンガス! DQ8で共に戦った仲間ですから、 ヤンガス「兄貴に恩返しする番でガス! お嬢には勝てません!」
姫「…まあ、一人ぐらいはラッキーが出ることは計算済みよ。 でも、二人目はそうはいかないわよ!」
幸運はヤンガスで使い果たした… と誰もが思っている中で決まった二人目は…
ムーンブルク王女! DQ2のヒロイン的存在! 王女「姿を変えられた苦しみは私にも分かります。私もガンヤスさん同様不戦敗で…」
ヤンガス「ガンヤスじゃなくってヤンガスですよ!」
姫「ムムム… こうなったら相手ルーレットはやめよ!」
ゼシカ「んなこったろうと思ったわ」
姫「最後の相手は私が決めさせてもらうわ! アルス! DQ7の主人公よ! 彼なら何にも考えてなさそうだから」
しかし、彼女の思惑とは裏腹にアルスもこの戦いを辞退した。
アルス「友達のキーファから聞いたことがあるんだ。
魔物に変わってしまった恋人のために魔物使いになったマチュアさんの話を…
僕もナイスバディの魔物使いさんのために身を退きます…」
こうしてエイトサイコロを1回も使うことなくゼシカは勝利を収めた。
ヤンガス「やっぱ愛する者同士というのはいいもんでがすなあ。 …………明日、ゲルダに会いに行くか。」
アルス「僕も… それじゃ一緒に帰ろうか、マリベル」
王女「やめてください、アルスさん! 私も頭巾してますけど… マリベルさんじゃないですから! アルスさん! キャー!」
カラスカーで夜が明けて… 二人はまた話し始めた。
その夜のことも話したいのですが、主ゼシ同盟を18禁にしちゃまずいのでデリート。
ゼシカ「でも、サイコロになっているときに姫様への恋心も 正直出てきたんじゃないの? 怒らないから正直に言って。」
8「ううん。ゼシカがサイコロを使わずに勝てるぐらいだから 姫への恋も全然メがでません。」
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後記:主ゼシを盛り上げるならいたストSPでというマニフェストを 何とか達成できて一安心です。
最初、いたストSP落語を構想したときは エイトをトーポ風にしようかと思ってましたが、 前述の通り、シレンとコッパーっぽくなったので没。
それで、その後エイトをゼシカ専用サイコロに変える設定が出たのです。
ゼシカと一緒にいても違和感がなさそうな設定で。
オチが最初に浮かんで、その後折角いたストSPなのだから、 他のDQキャラをガンガンだそうということになったのです。
ミーティアの所は最初竜王にするつもりでしたが、 最後のアルスが出るところで「自分が出ろ!」ってことになりミーティアに。
今回はちゃんとオチのある落語に仕上がりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました


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