覚えてるかな？

初めてのチュウ

君とのチュウ

君と初めてチュウをしたのは結婚前夜

君のことが愛しくて堪らなかった夜

僕は今でも覚えてる

君は夜空を眺めて

寂しそうな表情浮かべて

これからも一人でやっていくって

君を一人にさせたくなかった

そして君を失うことが

何よりも恐いと思った


ずっと君を離したくなかった



君を抱きしめると

君はピクリと身体を振るわせた

僕は君に大丈夫って囁いて

君にチュウをしたね

初めてのチュウ

君とチュウ

今でも覚えてる

きっとあれが幸せの味

きっとあれが幸せの始まり



とても幸せだった

あの日の思い出

ほら　君の顔とても紅くなってたでしょ？

そんな君が可愛くて愛しくて

ね？ビアンカ　

僕は君の事好きだよ

だからずっと一緒にいよ？

君に誓うよ

永遠に幸せにすると


あの日指きりしたの覚えてる？

溢れてくる涙を

何度も拭って約束したね

僕達は幸せになるって

少しおかしな約束だけど

僕達、約束守れたよね――




今、君は僕の隣ですやすやと寝息を立てて眠っている。

その吐息でさえ愛しさが込み上げてくるよ。

だから今日は君の横顔眺めながら眠ろう。

いつもより君の近くで眠ろう。






おやすみ　ビアンカ


そして

ありがとね












幸せを教えてくれてありがとう


一緒にいてくれてありがとう


涙が出そうなくらい幸せな日々を


僕はずっと忘れないから