僕はビアンカと結婚し、ビアンカと仲間達と旅を続けていた。
この辺りはあまり強い敵が出ないし結婚してから間もない できれば二人っきりで・・・・ そんな事を察したピエールが僕達を二人っきりにさせてあげようと いうことで仲間達は馬車の中にいた 本当にピエールはよく気がきく
でも・・・これが恐怖の始まりだったんだ――


二人で道を歩いていたら前の方からスライムがやってきたんだ。 
僕達はもうスライムなんか敵じゃない
それに邪悪な心が感じられないから見逃してやろうと思ったのに……
オーマイッガッ!!スライムよ……なんてバカなことを言ってしまったんだ……
スライムは僕達とすれ違う際にビアンカには絶対に禁句のことを言ってしまったんだ



「あ、年増」
予想もしない言葉に僕は愕然とした。
えっ!?急に何を言い出すんだ!!
その言葉を聞いた瞬間ビアンカの表情は一気に険しくなってスライムを睨みつけていた!
「今なんていったの?坊や?」

ぼ、坊や!?!? 
口調は穏やかでビアンカは微笑んでいるけど……
ビアンカは微笑ではなく不敵な笑みを浮かべてオーラを漂よわせている。
「フフフフ・・・どうやら決していってはいけないことを言ってしまったようね」

―グラグラグラ―
そう言った瞬間、地面が激しくゆれた!!
ビアンカは拳を両手につくり気合ためる!!!
「ハァー!!」
そしてビアンカの髪が激しく靡きだした!!(某漫画の主人公のように(笑))
騒ぎに気付き仲間達も馬車から飛び出してきた!!!
でも・・・ビアンカの顔を見た瞬間、すぐに馬車に引き返していった……おいっ!!

「ビアンカ! 落ち着いて! スライムの言うことだ!気にしないで!! 
 それにビアンカは年増なんかじゃないよ! とっても綺麗だよ!!」
そう言ったら鋭い目つきで言われた。
「うるさい!リュカは黙ってなさい!」
「はい……」
恐ろしい……今まで感じたことがない凄まじいパワーを感じる……
内に秘めるパワー……恐るべし!

ビアンカの戦闘力がぐんぐんと上昇していく!!
キレたビアンカの戦闘力……恐るべし!!

―グゴゴゴゴゴゴゴ―
さっきよりも地面が激しくゆれている……まるで地球全体が揺れているようだ。
そして次の瞬間!ビアンカは目にもとまらない速さでスライムを倒した。

スライムを倒すとビアンカはさっきの表情は嘘のように優しい笑顔で僕に言った。
「さあ、行きましょう」
「あ、はい!」
……ビアンカには絶対に逆らえない……
あんな力があるなんて……
もしかして伝説の勇者はビアンカじゃないのかと思ってしまった。





あんなことがあったから僕は子供によく、教えていることがある。
「いいかい?レックス レイナ お母さんに年増なんて言っちゃダメだよ?」






あとがき
主ビアのギャグ小説でした。 
面白くなかったと思いますが僕は書いていて面白かったッス(笑)
少し無理矢理なところが多数ありますね。 スライムが急に年増って……
何もスライムを全力で倒さなくても……と思いましたが まあ、いっかと言うことになりましてビアンカに瞬殺して頂きました。 








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