愛しいあなたと、さよなら――


白いウェディングドレスに身を包んだお姫様

そしてその隣で微笑むあなた

二人手を取り合って、野原を駆けて行く

永遠の愛を誓ったあなた達

……私もお姫様のように ウェディングドレスを着てみたかった な……

ホントはね、あなたのことが好きだった

今も……大好き

少し、間の抜けたところもあるけど

ピンチになると いつも一生懸命に守ってくれて

とても頼りになって

それで何よりも優しかった

傍にいるだけで それを感じた

希望と勇気をくれたあなた

そんなあなたのことを

心から愛していました――


廻りがよく見えなかった

溢れる感情を抑え切れなくて

どうしようもなく切なくなって

私の胸いっぱいに

あなたと冒険した日々がよみがえってきた

兄の復讐のことしか考えてなかった私を

あなたは優しく迎え入れてくれた

そしてあなたはこんな私にも

優しくしてくれた

復讐のことで頭が一杯だった私

でも、あなたと一緒にいると

そのことは忘れていた

優しさをくれたあなた

幸せをくれたあなた

たくさんの思い出を 心からありがとう

言葉に表せないくらい

感謝してる

今度は私があなたのために

あなた達の幸せをずっと祈っている

ずっとずっと仲良く暮らせるように

祈ってるから












笑って別れられる

そう思っていたのに……

出てきたのは、笑顔ではなく涙




あなたと出逢えて

あなたに恋をして

得たものは数多く

失ったものはたった一つだけ

でもそれはとても大きなもの

これを乗り越えれば

きっと新しい幸せがそこにある










あとがき
ゼシカの失恋詩を書いてみたつもり……思いつくままに書きました  もしかして失敗した・・・!?







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